」を劇場でみて来ました。
原作を読んだのは、ほぼ2年ぐらい前なので、面白かったっていう思いはあっても内容はうろ覚えでした。
でも映画を観ながら、こうだった、ああだったと思い出して、その対比とを楽しみました。
自分的には原作のままやってほしかったと思いますが、映画は映画で面白かったです。
映画では原作でのオムニバスによる全部のつながりという一番いい部分がなくなってました。
だけど、親子の情愛とか気持ちの持ち方とかをすごく感じる映画にしあがっていました。
原作では泣くことはありませんでしたが、映画ではせりふに説得力があったので、自然に涙が出てきました。
緒川たまきさんの手紙の朗読部分とか、やっぱり一番泣けましたね〜。
岡田准一くんのシンヤもダメさ加減が絶妙で、やっぱり上手だと思いました。
伊藤淳史くんの雷太はネタの寒さがリアルに伝わって、「あぁ、この人才能ないんだね」をしっかり感じることができたので、伊藤淳史くんの演技力は抜群なんだなと実感しました。
「もう一度みたい映画か?」
と聞かれると「否」と答えますが、もう一度原作を読んだら違う発見があるよなぁと思ってます。
でも買うほどではないので、図書館での順番をまちたいと思います。